「Nintendo Switch 2のゲームチャットって、Discordみたいなもの?」
私も最初はそう思っていました。
実際に使ってみると、印象は大きく変わりました。Nintendo Switch 2は本体にマイクを内蔵しているため、イヤホンマイクを準備しなくても、友達との会話を始められます。
Nintendo Switch 2 ゲームチャットは、本体の内蔵マイクを使って、フレンドと音声通話や画面共有ができる機能です。
県外の友人とは、一人用ゲームの画面を見せ合いながら遊びました。また、Nintendo Classics(Nintendo Switch Onlineの加入プランに応じて遊べるレトロゲームライブラリー)で、友人が子どもの頃に夢中になっていたタイトルも一緒に体験しました。
実際に使って感じたのは、ゲームチャットが単なる通話機能ではなく、「離れていても同じ場所で遊んでいるような時間を作る機能」だということです。
この記事では、2026年7月時点のNintendo公式情報をもとに、ゲームチャットでできること、始め方、必要なもの、注意点を整理します。あわせて、筆者が実際に使って感じた魅力や、PlayStation 4(以下、PS4)との違いも紹介します。最新の仕様は、Nintendo公式「ゲームチャットでできること」でも確認できます。
3行でわかる
- ゲームチャットは、Nintendo Switch 2本体で音声通話・画面共有・ビデオ通話ができる機能です。
- 音声通話は最大12人、ゲーム画面またはカメラ映像を同時に共有できるのは最大4人です。
- 同じゲームを遊んでいなくても会話でき、一人用ゲームやNintendo Classicsも友達と一緒に楽しめます。
ゲームチャットを使うと、友達との遊び方がどう変わる?
ゲームチャットの価値は、機能の数よりも「友達と遊び始めるまでのハードルが下がること」にあります。
- 本体マイクを使い、イヤホンマイクを探さず会話を始められる
- 自分のゲーム画面を中心に、友達が共有している画面を小窓で確認できる
- 別々のゲームを遊びながらでも、同じチャットで会話できる
- 一人用ゲームの攻略相談や、プレイを見守る遊び方ができる
- Nintendo Classicsを通じて、友達の昔の思い出も一緒に体験できる
筆者の場合は、Cボタンを押して友人とすぐ話せたことが特に印象に残りました。PS4で遊んでいた頃は毎回イヤホンマイクを準備していましたが、その必要がなくなり、「少しだけ遊ぼう」と誘いやすくなりました。
ゲームチャットでできること

ゲームチャットでは、音声通話、ゲーム画面の共有、カメラを使ったビデオ通話を利用できます。チャット内でゲーム画面またはカメラ映像を同時に共有できるのは最大4人です。
本体マイクで音声チャットできる
ゲームチャットに参加すると、Nintendo Switch 2本体に内蔵されたマイクで音声通話ができます。音声だけで利用する場合、USBカメラは必要ありません。
音声通話には最大12人が参加できます。参加人数が多い場合、画面共有やビデオ通話をしていないメンバーは、画面下部の音声通話メンバー欄に表示されます。
自分のゲーム画面を共有できる
画面共有をオンにすると、自分がプレイしているゲーム画面をチャットのメンバーに共有できます。自分のゲーム画面を中心に表示し、その周辺や下部に、画面共有またはビデオ通話をオンにしているメンバーを最大4人まで表示できます。
相手の画面を見ながら攻略を相談したり、「そこをもう一度見せて」と話したりできるため、一人用ゲームでも会話が生まれます。
画面共有は遠隔操作ではありません。相手の画面を見られても、相手のゲームをこちらから操作することはできません。また、ゲーム内の特定場面やニンテンドーeショップなど、共有できない画面があります。
USBカメラでビデオ通話できる
「Nintendo Switch 2 カメラ」など、Nintendo Switch 2で使用できるUSBカメラを接続すると、カメラ映像を共有できます。
カメラ映像またはゲーム画面を同時に共有できる人数は、合計で最大4人です。音声通話だけならカメラは不要です。
違うゲームを遊んでいても会話できる
全員が同じゲームを起動している必要はありません。それぞれが別のゲームを遊びながら、同じゲームチャットで話せます。
自分のゲームを進めながら、友達が共有している別のゲーム画面を小窓で確認できるため、「同じソフトで遊ぶ」以外の時間も一緒に過ごせます。
対応ソフトならおすそわけ通信も使える
ゲームチャット中のおすそわけ通信に対応したソフトでは、参加メンバーがそのソフトを持っていなくても、おすそわけ通信中だけ同じソフトを遊べます。
ゲームチャットそのものは会話や画面共有の機能であり、おすそわけ通信は対応ソフトを一時的に共有して遊ぶ機能です。両者は別機能なので、混同しないようにしましょう。
初代Nintendo Switchはゲームチャットを利用できませんが、ローカル通信のおすそわけ通信では、対応ソフトと利用条件によって受け取る側として参加できる場合があります。
実際に使って分かったこと【筆者の体験】
ここからは、筆者が県外の友人とゲームチャットを使って感じたことを紹介します。公式仕様ではなく、実際に使ったときの感想です。
同じ画面を見ながら、離れた友達と役割分担できた

『罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~』は、1~2人の協力プレイに対応したNINTENDO 64用アクションシューティングです。2人で遊ぶときは、同じ画面を見ながら1つのキャラクターの操作を役割分担できます。
筆者はNintendo Classicsのオンラインプレイとゲームチャットを使い、県外の友達と同じ画面を見ながら遊びました。移動やジャンプ、照準や攻撃などを分担し、「次は右から来るよ」「そこを狙って」と会話しながら進めました。
離れた場所にいても、同じ画面を見ながら役割を分けて操作できたため、同じ部屋で協力プレイをしているような感覚がありました。
最終面では難易度を下げてもクリアできませんでした。それでも、二人で相談しながら挑戦した時間そのものが印象に残っています。
ここで同時に操作できたのは、ゲームチャットの機能ではなく、『罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~』側の2人協力プレイとNintendo Classicsのオンラインプレイによるものです。ゲームチャットは、会話しながら協力するために使いました。
友達と遊びたくてNintendo Switch Online + 追加パックへ加入した
私がNintendo Switch Online + 追加パックへ加入した理由は、友達と一緒にNintendo Classicsを遊びたかったからです。
子どもの頃、私は任天堂のレトロゲームをあまり遊んできませんでした。だからこそ、大人になった今、友達が子どもの頃に夢中になったゲームを一緒に遊んでみたいと思いました。
『罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~』を遊んでいる間も、「こんなボスがいたんだ」「これ、小学生の頃に遊んでたの? すごいね」と話していました。
私は初めて触れる作品でしたが、友達は子どもの頃に夢中になった作品でした。同じ画面を見ながら協力したことで、ゲームの面白さだけでなく、友達の思い出も一緒に知ることができました。
クリアできなかったことよりも、友達が昔夢中になったゲームを教えてもらい、その思い出を一緒に追体験できたことが印象に残っています。
もし一人で遊んでいたら、ここまで印象には残らなかったと思います。友達と話しながら遊んだからこそ、昔のゲームでも私にとって新鮮な体験になりました。
なお、「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」はNintendo Switch 2専用で、Nintendo Switch Online + 追加パックへの加入が必要です。利用できるNintendo Classicsの機種やタイトルは、加入プランによって異なります。
PS4から乗り換えて、本体だけで話せることがうれしかった
長年PS4でシェアプレイを使っていた私にとって、初めてゲームチャットを使ったときの「イヤホンマイクを用意しなくても、そのまま友達と話せる」という体験は素直にうれしいものでした。
PS4では、ワイヤレスコントローラーでゲームを遊んでいても、ボイスチャットを始める前に有線イヤホンマイクをコントローラーへ接続することが多く、それが当たり前でした。PS4時代のシェアプレイ体験は、PS4シェアプレイを5年間使って分かったメリット・デメリットで詳しく紹介しています。
Nintendo Switch 2では、Cボタンを押して本体マイクのまま会話を始められます。「もうイヤホンを探さなくてもいいんだ」と感じ、ゲームを始めるまでの準備が大きく減りました。
静かな環境では本体マイクだけでも会話できました。一方で、周囲が騒がしい場所や、テレビの音を相手へ伝えたくない場合は、対応ヘッドセットを使うとより快適です。
ゲームチャットとは?
ゲームチャットは、Nintendo Switch 2本体に搭載されたコミュニケーション機能です。ゲームごとのボイスチャットとは異なり、Nintendo Switch 2のシステム機能として利用します。
- Joy-Con 2(R)のCボタン、またはHOMEメニューの「ゲームチャット」から開始
- インターネットを通じてフレンドと音声通話
- ゲーム画面やカメラ映像を最大4人まで同時共有
- 音声通話には最大12人が参加可能
- 2026年4月以降はNintendo Switch Onlineへの加入が必要
- 16歳未満、またはみまもり対象のユーザーは保護者による設定が必要
16歳未満のユーザーが利用する場合は、保護者がスマートフォンアプリ『Nintendo みまもり Switch』を使ってチャット相手を許可します。ビデオ通話には追加の許可が必要です。
ゲームチャットの始め方

- Joy-Con 2(R)のCボタンを押す、またはHOMEメニューで「ゲームチャット」を選ぶ
- ゲームチャットを利用するユーザーを選ぶ
- 画面の案内に沿って初回設定を進める
- チャット相手として登録・許可されたフレンドを選ぶ
- フレンドを招待してゲームチャットを開始する
子どもアカウントやみまもり対象のユーザーでは、保護者による設定やチャット相手の許可が必要です。利用するユーザーによって表示される設定項目が異なる場合があります。
ゲームチャットを開けない、フレンドを招待できない、画面共有が映らない、声が届かないなど、実際に使おうとしてうまくいかない場合は、Switch 2のゲームチャットができないときの確認方法で、実機で確認した表示と対処法をまとめています。
ゲームチャットに必要なもの

| 必要なもの | 必須 | 用途・条件 |
|---|---|---|
| Nintendo Switch 2 | ○ | ゲームチャットを利用する本体 |
| Nintendo Switch Online | ○ | 2026年4月以降の利用に必要 |
| インターネット接続 | ○ | 音声通話・画面共有・ビデオ通話 |
| ニンテンドーアカウントと電話番号登録 | ○ | SMS認証が可能な電話番号をニンテンドーアカウントに登録する |
| フレンド登録・チャット相手の許可 | ○ | 一緒に話す相手をフレンド登録し、ゲームチャットの相手として設定する |
| 本体内蔵マイク | 本体に搭載 | 音声通話に使用。外付けマイクは必須ではない |
| Nintendo Switch 2対応USBカメラ | △ | 自分のカメラ映像を共有する場合のみ |
| ヘッドセット | △ | 周囲の騒音や音漏れを抑えたい場合に便利 |
| 『Nintendo みまもり Switch』 | 条件付き | 16歳未満・みまもり対象ユーザーの設定や許可に使用 |
Bluetoothイヤホン・ヘッドホンは音声出力に利用できますが、Bluetooth接続した機器のマイク入力には対応していません。
PS5やiPhoneでも同じイヤホンを使いたい場合は、3機種でイヤホンを共用するために確認した接続方法と注意点をご覧ください。
ゲームチャットとおすそわけ通信の違い

ゲームチャットとおすそわけ通信は、一緒に使える場合がありますが、目的が異なります。
| 比較項目 | ゲームチャット | おすそわけ通信 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 会話・画面共有・ビデオ通話 | 対応ソフトを一時的に共有して遊ぶ |
| 相手がソフトを持っていない場合 | 画面を見るだけ | 対応ソフトを受け取って遊べる |
| 相手の操作 | 相手の操作はできない | 受け取った本体で操作する |
| 対応ソフト | 特定ソフトに限定されない | 対応ソフトのみ |
| 離れた相手との利用 | インターネット経由で利用 | 対応ソフト・条件で利用 |
対応ソフトやローカル通信との違いは、Nintendo Switch 2のおすそわけ通信対応ソフト一覧で詳しく紹介しています。
ゲームチャットとゲーム内ボイスチャットの違い

ゲームチャットはNintendo Switch 2本体側の機能です。一方、『Fortnite』や『Apex Legends』などのゲーム内ボイスチャットは、それぞれのゲームが提供する機能です。
| 比較項目 | ゲームチャット | ゲーム内ボイスチャット |
|---|---|---|
| 提供元 | Nintendo Switch 2本体 | 各ゲーム |
| 別のゲームを遊んでいる相手 | 会話できる | 同じゲーム内が中心 |
| ゲーム画面の共有 | できる | 各ゲームの仕様による |
| ビデオ通話 | 対応カメラで利用可能 | 通常は含まれない |
| 向いている場面 | 別ゲームでも話したいとき | 同じゲームで連携するとき |
ゲームチャットはこんな人におすすめ
- 遠距離の友達と気軽に話しながら遊びたい人
- 一人用ゲームも友達と一緒に楽しみたい人
- 別々のゲームを遊びながら同じ時間を過ごしたい人
- Nintendo Classicsで友達の思い出を一緒に体験したい人
- PS4で毎回イヤホンマイクを準備していた人
- 短時間でも「少しだけ遊ぼう」と誘いやすい環境を作りたい人
よくある質問
利用条件や画面共有で迷いやすい点を、短くまとめました。質問をクリックすると回答が開きます。
初代Nintendo Switchでもゲームチャットは使えますか?
ゲームチャットはNintendo Switch 2本体の機能です。初代Nintendo Switchだけでは利用できません。ただし、ローカル通信のおすそわけ通信では、対応ソフトと利用条件によって受け取る側として参加できる場合があります。
Nintendo Switch Onlineは必要ですか?
2026年4月以降、ゲームチャットの利用にはNintendo Switch Onlineへの加入が必要です。発売後に用意されていた無料体験期間は2026年3月31日で終了しました。
本体マイクだけで音声チャットできますか?
できます。Nintendo Switch 2本体の内蔵マイクを使用できます。周囲が騒がしい場合や、テレビの音・音漏れが気になる場合は、対応ヘッドセットを使うと快適です。
USBカメラは必須ですか?
必須ではありません。音声通話とゲーム画面共有は、USBカメラなしでも利用できます。自分のカメラ映像を共有するビデオ通話を使う場合に、Nintendo Switch 2対応USBカメラが必要です。
Bluetoothイヤホンのマイクをゲームチャットで使えますか?
Bluetooth接続したイヤホンやヘッドホンは音声出力に利用できますが、その機器のマイク入力には対応していません。ゲームチャットでは本体内蔵マイクを使うか、Nintendo Switch 2で利用できる別の接続方法を選びます。
最大何人まで利用できますか?
音声通話には最大12人が参加できます。ゲーム画面またはカメラ映像を同時に共有できるのは最大4人です。
16歳未満でも利用できますか?
利用できますが、保護者による設定が必要です。『Nintendo みまもり Switch』アプリを使ってチャット相手を許可します。ビデオ通話を利用する場合は、保護者による追加の許可が必要です。
画面共有で友達のゲームを操作できますか?
できません。画面共有はゲーム画面をチャットメンバーに見せる機能です。相手の操作権を受け取る機能ではありません。
一人用ゲームでも楽しめますか?
楽しめます。画面を共有して攻略を相談したり、ボス戦を見てもらったりできます。対応ゲームやオンラインプレイの機能を組み合わせれば、役割分担して遊べる場合もあります。ゲームチャット自体に、相手のゲームを遠隔操作したり操作権を渡したりする機能はありません。
ゲーム内ボイスチャットとの違いは何ですか?
ゲームチャットはNintendo Switch 2本体側の機能で、別々のゲームを遊んでいる相手とも話せます。ゲーム内ボイスチャットは各ゲームが提供する機能で、通常はそのゲーム内のプレイヤー同士で利用します。
Discordとの違いは何ですか?
ゲームチャットはNintendo Switch 2本体で利用でき、ゲーム画面共有や対応USBカメラによるビデオ通話を備えています。Discordは複数の機器やコミュニティで利用できる外部サービスです。筆者はDiscordを主に閲覧用途で使っているため、本記事ではゲームチャットの実体験を中心に紹介しています。
まとめ:ゲームチャットは、友達と遊び始めるまでの距離を縮めてくれる
Nintendo Switch 2のゲームチャットは、音声通話・画面共有・ビデオ通話を本体側で利用できる機能です。
- 本体マイクで、イヤホンマイクを用意せず話し始められる
- 自分のゲームを遊びながら、友達が共有している画面を確認できる
- 別々のゲームを遊んでいても同じチャットで会話できる
- 一人用ゲームやNintendo Classicsでも、一緒に遊ぶ時間を作れる
- 対応ソフトでは、ゲームチャット中のおすそわけ通信も利用できる
筆者にとって一番印象に残ったのは、機能の多さではなく、Cボタンを押すだけで友達との時間を始められたことでした。『罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~』では、同じ画面を見ながら役割分担して遊びました。最終面をクリアできなかった日も含めて、一緒に挑戦した時間そのものが楽しかったと感じています。
あわせて読みたい
- Switch 2 ゲームチャットができない?画面共有・音声・設定の確認方法
- PS5・Switch 2・iPhoneで同じイヤホンを使えるか確認した結果
- 友達がゲームを持っていなくても一緒に遊べる?ソフト1本で遊ぶ方法を機種別に解説
- Nintendo Switch 2のおすそわけ通信対応ソフト一覧
- PS4シェアプレイを5年間使って分かったメリット・デメリット
- It Takes Twoはシェアプレイで最後まで遊べる?
更新履歴
2026年7月21日(Ver.1.1)
- Bluetoothイヤホンのマイク入力に関するFAQを追加しました。


