使っていた有線イヤホンマイクが壊れました。
新しく買うなら、PS5だけでなく、Nintendo Switch 2、iPhone 15、会社のPCでも使えるものにしたい。
用途ごとにイヤホンを持ち替えるより、多少高くても1台にまとめられた方が楽だと思ったからです。
ただ、調べ始めると分からないことばかりでした。
Bluetoothに対応していれば、どの機器でも音とマイクを使えると思っていました。
実際には、音が聞こえることと、イヤホン側のマイクで話せることは別です。
そこで今回は、予算3万円以内で候補を比較しました。
3行でわかる結論
PS5ではUSBドングル、iPhone 15と会社PCではBluetoothで使えるイヤホンを探しました。Switch 2本体へUSB接続できる方式であることも重視しています。
比較した結果、第一候補はSteelSeries Arctis GameBuds for PlayStation、対抗候補はRazer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStationになりました。
ただし、Switch 2のゲームチャットでイヤホン側のマイクまで使えるか確信を持てず、最後は店頭で確認することにしました。
手持ちのイヤホンでは1台にまとめられなかった
前の記事では、手持ちの有線イヤホンとBluetoothイヤホンを、PS5、Switch 2、iPhone 15、会社PCで試しました。
その結果、手持ちの製品では4機器をワイヤレス1台にまとめられませんでした。
詳しい実機結果は、以下の記事にまとめています。
PS5・Switch 2・iPhoneで同じイヤホンを使えるか試した結果
今回はその続きです。
新しく買うなら、どの接続方式と製品を選べば1台にまとめやすいのかを比較します。
PS5・Switch 2・iPhone・PCで同じイヤホンを使いたい
今回、同じイヤホンで使いたい機器は次の4つです。
- PS5
- Nintendo Switch 2
- iPhone 15
- 会社のWindows PC
PS5では、友達とゲームをするときのボイスチャットに使います。
Switch 2でもゲームチャットを使いたいので、音を聞くだけでなくマイクも必要です。
iPhone 15では音楽や動画、配信を見ます。
会社PCでもオンライン会議に使えれば、仕事用のイヤホンを別に用意せずに済みます。
安いイヤホンを用途別に買う方法もあります。
ただ、持ち替えたり、保管場所を分けたり、それぞれの充電状況を気にしたりするのは面倒です。
4つの用途で長く使えるなら、予算は3万円までと決めました。
特にiPhoneでは、USBトランシーバーを挿すのではなく、普段のワイヤレスイヤホンと同じようにBluetoothで使いたい。
小さなトランシーバーを外出時まで持ち歩くと、自分はなくしてしまいそうだからです。
Bluetooth対応だけでは選べなかった
最初は、Bluetoothに対応しているイヤホンなら、ゲーム機でもスマホでも使えると思っていました。
しかし、Switch 2ではBluetoothヘッドセットでゲームチャットの音声を聞けても、Bluetooth経由のマイク入力には対応していません。
任天堂は、イヤホン側のマイクを使う方法として、USB接続ヘッドセットと3.5mm・4極のヘッドセットを案内しています。
Nintendo Switch 2のゲームチャットとヘッドセットについて(任天堂公式)
注意
Switch 2とBluetooth接続できても、イヤホン側のマイクでゲームチャットできるとは限りません。
そこで今回の買い替えでは、Bluetoothだけでなく、専用のUSBレシーバーを使う2.4GHzワイヤレス接続にも注目しました。

| 使用機器 | 想定した接続方法 |
|---|---|
| PS5 | USBレシーバーによる2.4GHz接続 |
| Switch 2 | USB接続できる方式 |
| iPhone 15 | Bluetooth接続 |
| 会社PC | BluetoothまたはUSB接続 |
ただし、USBレシーバーが付いていれば、すべての機器でマイクまで使えるとは限りません。
Switch 2側がUSB接続ヘッドセットのマイク入力に対応していることと、候補にした個別製品で実際に動作することは、分けて確認する必要があります。
購入条件は6つに絞った
今回の比較条件
- PS5で音声とマイクを使える
- Switch 2本体へUSB接続できる方式である
- iPhone 15ではUSBトランシーバーを使わずBluetooth接続できる
- Windows PCで音声とマイクを使える接続方式がある
- 2.4GHzとBluetoothの両方に対応する
- 予算3万円以内
ノイズキャンセリングやバッテリー時間も気になります。
ただ、今回一番大切なのは音質ランキングではありません。
自分が最優先したこと
4つの機器で使い回しやすく、ゲームではマイクも使えることを優先しました。
会社PCで実際にオンライン会議へ使えるかは、社内設定や機器制限も関係します。
そのため、この段階では接続方式を確認し、実際の動作は購入後に試すことにしました。
比較したのは3製品と有線の代替案
今回比較したのは、次の3製品です。
さらに、約3万円のワイヤレスイヤホンを買わず、有線で済ませる案としてApple EarPodsも比較しました。
| 製品 | ゲーム機側の接続 | iPhone 15での接続 | Switch 2のマイク | 比較時の判断 |
|---|---|---|---|---|
| SteelSeries Arctis GameBuds for PlayStation | USB-Cドングル | Bluetooth | 購入前は未確認 | 第一候補 |
| Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation | HyperSpeedケース+ケーブル | Bluetooth | 購入前は未確認 | 対抗候補 |
| Sony INZONE Buds | USBトランシーバー | Bluetooth接続不可 | 購入前は未確認 | 今回は除外 |
| Apple EarPods(USB-C) | USB-C有線 | USB-C有線 | 機器ごとの確認が必要 | 低価格の代替案 |
表だけを見ると、機能の多い製品を選べばよいように見えます。
しかし実際には、レシーバーの形や、接続先を切り替える方法も違います。
自分が使う場面を想像しながら比べました。
第一候補はArctis GameBuds
第一候補にしたのは、SteelSeries Arctis GameBuds for PlayStationです。
今回の条件に近いと感じた理由は、USB-Cドングルを使う2.4GHz接続とBluetoothの両方に対応していることです。
PS5ではUSB-Cドングル、iPhone 15と会社PCではBluetoothを使う運用を考えました。
USB-CドングルをSwitch 2本体へ挿して試せる形状ですが、ゲームチャットでマイクまで使えるかは購入前には確認できませんでした。
iPhoneで使うたびにUSBトランシーバーを挿す必要がなく、普段のワイヤレスイヤホンと同じ感覚で持ち出せそうです。
専用ドングルを充電ケースへ収納できる点も気になりました。
小さなドングルはなくしそうですが、使わないときにケースへ戻せるなら管理しやすそうです。
ただし、この段階ではまだ実物を触っていません。
- Switch 2でマイクまで使えるか
- ドングルを挿したとき邪魔にならないか
- 接続の切り替えが本当に簡単か
- 自分の耳に合うか
- 会社PCの会議で使えるか
これらは未確認でした。
条件には最も近いものの、約3万円をそのまま払うには不安が残ります。
価格を抑えるならRazerも候補だった
もう一つ最後まで候補に残ったのが、Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStationです。
この製品も、2.4GHzワイヤレスとBluetoothに対応しています。
特徴的なのは、充電ケース自体が2.4GHz接続用のHyperSpeedレシーバーとして機能することです。
小さなUSBドングルを別に持ち歩かなくてよいのは魅力でした。
2026年7月に比較した時点では、Arctis GameBudsより価格を抑えられそうだったこともあり、かなり迷いました。
ただ、公式ページを見たときに気になったことがあります。
充電ケースをケーブルでゲーム機につないで使うのは、実際どうなのだろう
という疑問です。
PS5の近くにケースを置いて使う場面は想像できました。
一方、Switch 2の携帯モードで使う場合に、どのケーブルや接続方法が必要になるのか。
ケースをどこへ置くのか。
公式ページを読んだだけでは、自分の使い方を具体的に想像できませんでした。
Razerの仕組みが悪いというより、実物を見ないまま購入するには疑問が残ったという状態です。
INZONE BudsはiPhoneとの使い回し方が合わなかった
SonyのINZONE Budsも比較しました。
USBトランシーバーによる2.4GHz接続に対応しており、PS5やPCを中心に使うなら魅力的な製品です。
ただ、自分はiPhone 15ではUSBトランシーバーを挿さず、普段のワイヤレスイヤホンと同じようにBluetoothで使いたいと考えていました。
INZONE BudsはLE Audioに対応していますが、ソニーはiPhoneやiPadにはBluetooth接続できないと案内しています。
INZONE BudsのBluetooth接続について(ソニー公式)
自分の判断
USBトランシーバーを使う方法もありますが、iPhoneで音楽や動画を見るたびに挿すのは避けたいと感じました。
外出時まで小さな部品を持ち歩くと、自分はなくしてしまいそうです。
そのため、性能ではなく、iPhoneを含めた使い回し方が自分に合わなかったという理由で、今回の最終候補から外しました。
PS5とPCを中心に使う人なら、有力な候補だと思います。
EarPodsは高価なワイヤレスを買わない代替案
低価格の代替案
Apple EarPods(USB-C)は、高価なワイヤレスイヤホンを買わない選択肢として比較しました。
ほかの3製品とは違い、有線イヤホンです。
- 充電がいらない
- 接続が単純
- マイクが付いている
- 価格を抑えやすい
という利点があります。
すべてをワイヤレス1台にまとめる必要がなければ、有線イヤホンを使い分ける方が安く済みます。
実際、3万円近いイヤホンを本当に買う必要があるのかは迷いました。
ただ今回は、有線イヤホンが壊れたことをきっかけに、PS5、Switch 2、iPhone、会社PCで使い回しやすいワイヤレスイヤホンが欲しいと考えています。
そのためEarPodsは、ほかの3製品と同じランキングには入れず、ワイヤレス1台へまとめることを諦めた場合の代替案として残しました。
比較後に残ったのはArctisとRazer

第一候補
SteelSeries Arctis GameBuds
- USB-Cドングルを機器へ直接挿せる
- iPhone 15へBluetooth接続できる
- ドングルをケースに収納できる
- 4機器での使い分けを想像しやすい
- ただし価格は約3万円
対抗候補
Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation
- 2026年7月の比較時点ではArctisより価格を抑えられそう
- 2.4GHzとBluetoothに対応
- ケース自体がレシーバーなので、独立したドングルを管理しなくてよい
- ただし、ケースをケーブル接続する運用が気になる
価格だけで考えれば、Razerも魅力的でした。
一方、PS5とSwitch 2の間で持ち替えることを考えると、USB-Cドングルだけを差し替えるArctisの方が、自分には使いやすそうでした。
ただし、どちらもネット上の情報だけでは、実際の運用やSwitch 2でのマイク動作まで確定できませんでした。
最後まで残った不安はSwitch 2のマイク
比較した結果、第一候補はArctis GameBudsになりました。
ただし、最後まで確信を持てなかったことがあります。
最後まで残った不安
USB-CドングルをSwitch 2へ挿したとき、ゲームチャットでイヤホン側のマイクまで使えるのか
任天堂は、Switch 2のゲームチャットでマイク入力に利用できるものとして、USB接続ヘッドセットを案内しています。
Arctis GameBudsもUSB-Cドングルで接続する製品なので、仕組み上は使えそうに見えました。
しかし、購入前に確認した公式情報では、Arctis GameBuds for PlayStationとSwitch 2を組み合わせたとき、ゲームチャットでイヤホン側のマイクが使えると製品名まで指定した説明は見つけられませんでした。
3,000円程度なら、自分で試してみてもよいかもしれません。
今回は約3万円です。
「仕組み上は使えそう」という判断だけで買うには高いと感じました。
そこで、ネット上の比較だけで決めず、実物を確認するため量販店へ行くことにしました。
まとめ
手持ちのイヤホンでは4機器をワイヤレス1台にまとめられなかったため、2.4GHzワイヤレスとBluetoothの両方に対応する製品を探しました。
さらに、iPhone 15ではUSBトランシーバーを使わず、Bluetoothでそのまま接続できることを条件にしました。
比較結果
- 第一候補:SteelSeries Arctis GameBuds for PlayStation
- 対抗候補:Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed for PlayStation
- PS5・PC中心なら候補:Sony INZONE Buds
- 安く済ませる代替案:Apple EarPods(USB-C)
Arctis GameBudsは、USB-Cドングルを直接挿せることと、iPhoneではBluetoothを使えることが、自分の使い方に最も合いそうでした。
Razerは価格面で魅力がある一方、充電ケースをケーブル接続する使い方は、実物を見て確認したいと感じました。
そして最大の不安は、Switch 2でイヤホン側のマイクまで使えるかでした。
ネット上の情報だけでは不安を解消できなかったため、このあと量販店で実物と接続条件を確認することにしました。
店頭で2製品を確認し、最終的にArctis GameBudsを購入した理由は、次の記事「Arctis GameBudsを購入した理由」にまとめています。


